デジタルサイネージ・電子看板に明るい未来を映し出す

デジタルサイネージ・電子看板・LEDビジョンを有効活用するために提案するヤマトサイネージのブログです。

デジタルサイネージ・電子看板・LEDビジョンを有効活用するために提案するヤマトサイネージのブログです。

デジタルサイネージをパソコンのモニターやテレビで代替できる?

f:id:profeels:20171229191744j:plain
テレビがないのでパソコンのモニターを見続ける年末のおやじ…


あ、電子看板普及委員長
ヤマトサイネージ代表、ラッキーこと馬庭直人です


年末年始といえばテレビ番組も色々見どころがあり楽しみにされている方も多いでしょうねー


我が家には数年前からテレビがありませんので、もっぱらモニターはPS4Netflix用なんです…
なので相変わらずパソコンのモニターとにらめっこな毎日です😅


先日「デジタルサイネージ」関連の検索を行っていたところ、Yahoo知恵袋で下記のような質問を発見したので、デジタルサイネージ業者として、このブログで回答したいと思います✋

デジタルサイネージの代わりにPCと42型モニタを設置しようと思うのですが、何か問題はありますか?
知り合いからデジタルサイネージを導入したいと聞きました。配信内容は、静止画とBGMで、インターネットで外部から配信内容を更新したいとのこと

調べてみるとデジタルサイネージやたらと高い。物以外にも設置費用も高く、インターネット経由にするとランニングコストもかかったりする。
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

そそ、デジタルサイネージ高い高いw
パソコンモニターやテレビは安いのにねー。こんなに違うんでしょうか…って販売者ですがw


結論から言えばパソコンのディスプレイやテレビはデジタルサイネージとして活用は可能です


ただし放映目的によっては機能の違いなどで使用できない場合があるので、下記を参考にしてください

そもそもデジタルサイネージとは

f:id:profeels:20171229191148j:plain
デジタルサイネージとは「電子看板」で良いと思う。
というのも、使い方は様々だけど「情報を共有・告知する」目的のために使われる「看板=サイン」が語源となっているので、看板が電子化した「電子看板」がふさわしい✋


そのためインターネット経由やUSBなどで流す内容(コンテンツ)を更新できる、紙にはない使い方ができるのがメリット


インターネットタイプであれば人の手を介さずとも、予めスケジュールした内容に沿って情報を配信してくれる(時々止まるが…w)


またどんなに離れていても手元のスマホやパソコンから遠隔操作ができるのも大きなメリットだと考える


一方、まだまだ一般的にはスタンドアロンといわれるデジタルサイネージも多い
これはUSBやSDカードなどでデータを本体にコピーしておき、コンテンツ(動画・音声・静止画)などを表示することができます


またスライドショーやトランジションといった、コンテンツ間の切り替えをスムーズに行う機能が最初から搭載されているデジタルサイネージもあります

テレビで代替する場合

f:id:profeels:20171229192400j:plain
Amazonなどで調べると55インチのハイセンスは65000円、LGのディスプレイが95,000円で購入できますねー…安っ!

デジタルサイネージには不要ですが、テレビとして販売されているものなので、地デジTVやBSチューナーを搭載しています


そして最近の機種ではUSBポートを備えていて、ここに画像などの入ったUSBを挿すとスライドショーを行うことができます


しかし、ほとんどのテレビは下側のベゼルが厚く、立てた場合不格好だし、ロゴ目立っちゃうし…
そして縦使い設定ができないディスプレイも多いので、テレビをデジタルサイネージ用ディスプレイとして使う場合は、横で使用することが前提ですね

f:id:profeels:20171229194600j:plain


パソコンのモニターで代替する場合

f:id:profeels:20171229192310j:plain
パソコンモニター(ディスプレイ)で代用する場合、前述のテレビのようなUSBスライドショー機能を備えたものはあまりなく、またこちらもベゼルの不均一が多いので横使いがおすすめです


でもパソコンのディスプレイって安いんですよねー
BenQの28インチが18,800円だと…


ただパソコン用と言われ市販されているディスプレイは30インチ以下が主流でしょう
なので大型のディスプレイをサイネージとして使用するには、やはりテレビモニターかなーとなります


しかし最近のパソコン用のディスプレイにはほぼHDMIが装着されていますので、後述するネットワークサイネージを実現するには問題はありません

クラウド運用をするには

f:id:profeels:20171229192443j:plain
さてテレビモニターなりパソコンのディスプレイなりを、デジタルサイネージとして使う場合コンテンツをどのように流すのかが肝になります


そこでオススメなのでインターネットに接続したパソコンを、ディスプレイに表示させる方法


ディスプレイのHDMIにパソコンを繋げば…そのままんまパソコンやん!と言われそうですが、最近はWindowやAndroid搭載の超小型のミニPCが普及し、省スペース&安価にデジタルサイネージとして活用できます


たとえばAndroidであればスライドショー用のアプリやデジタルサイネージ用のアプリをダウンロードすれば簡単に更新できます

goo.gl


Windowsであればスクリーンセーバーのような機能をもったソフトを全画面表示すればOK
またはパワーポイントをスライドショーでリピート設定しておけば良いですねー
これらの使用方法ならインターネット接続は不要


インターネット接続を利用するなら、Webページを作成し、それをブラウザで全画面表示すれば、自由な画面レイアウトでコンテンツを表示することが可能です

digitalsignage.hatenablog.jp

USBで更新するには

f:id:profeels:20171229192645j:plain
先程述べたように、最新のテレビモニターであればデジタルサイネージ機能を搭載している機種もありますが、そうでない場合はUSBから直接ディスプレイにコンテンツを表示させることは難しいところ


これまでの記事は、「すでに有る」テレビモニターをデジタルサイネージとして活用するための方法ですが、最近は
三菱のカンタンサイネージや、ソニーSHARPデジタルサイネージ用として最適化されたディスプレイに力を入れられていますので、これから購入を検討される、そして自分で何とかする場合にはこれらの選択肢もありますねー

どんなときにデジタルサイネージを選ぶのか

f:id:profeels:20171229193031j:plain
実はデジタルサイネージは設置場所にかなりシビア
これまで書いたテレビやパソコン用のディスプレイをサイネージと使用する場合、屋内での利用をおすすめします

テレビモニターは家屋内で使用されることが前提なので、基本的に防水防塵性能は低く、デジタルサイネージとして活用する場合、屋内でも人通りの多い場所、人があたる可能性がある場所への設置は避けたいところです


デジタルサイネージは表面を硬質ガラスで覆われている場合も多く、耐久性も高く製作されています
しかしテレビは表面に硬いものがあたった場合、すぐに線が入る等故障してしまいます

f:id:profeels:20181117153141j:plain


また仮にケースに入れて屋外で使用することを検討されている場合、輝度(ディスプレイの明るさ)が低く、日中では画面が暗く内容が見えない、なんてこともあります


なのでTVモニターをデジタルサイネージとして活用する場合、屋内の天吊設置や、置型でもホコリの影響を受けにくく、直射日光が当たらない場所での使用であれば問題ないと思います


屋外で使用するには屋外用に作られたディスプレイを選択される方が無難です
youtu.be


またテレビは一日中つけっぱなしということがありませんが、デジタルサイネージは営業時間中ずっと放映されるものです


テレビもデジタルサイネージの場合も寿命は60,000~80,000時間とされていますが、輝度の高いものであればテレビよりもコストパフォーマンスは高いと言えるかもしれません

最後に

この記事は、すでにお持ちのテレビやパソコンのディスプレイをデジタルサイネージとして屋内で活用する場合を想定して書きました


病院やカフェ、飲食店など、長年テレビが稼働している場所であれば、十分サイネージとしての利用も可能です
まずは上記方法で試していただき感覚を掴んでもらえるといいですね


そしてやっぱり大切なのは放映する中身(コンテンツ)
一番凝るべきはコンテンツですよ!

yamato-signage.com
こちらにも似たような記事が書いてあります。



結局、デジタルサイネージとは
「プレイヤー搭載のディスプレイ」と認識いただければOKかと。


yamato-signage.com
yamato-signage.com

↓ここに詳しい記事があります。
video-wall.hatenablog.com


では、また。