デジタルサイネージ・電子看板に明るい未来を映し出す

デジタルサイネージ・電子看板・LEDビジョンを有効活用するために提案するヤマトサイネージのブログです。

デジタルサイネージ・電子看板・LEDビジョンを有効活用するために提案するヤマトサイネージのブログです。

電子看板を屋外に設置する際の注意点

夏より冬のほうが燃える男


電子看板普及委員長
ヤマトサイネージ代表、ラッキーこと馬庭直人です


最近屋外用の電子看板のご相談が増えてきました
屋外用の電子看板の場合、かなり注意する点があります


今日は簡単ですが屋外用電子看板を
設置する前に注意したい点を書こうと思います

防水防塵に加え振動

f:id:profeels:20171205230854j:plain

屋外用というくらいですから雨風がかかることを
想定されるとおもいますが


実際には軒下への設置も多く
直接は雨がかからない場所もあります


ですが


・防塵
・振動


などは意外と盲点。


電車が通る高架下などでは常に振動リスクにさらされているので
取付した電子看板にトラブルが発生するということもあります


また交通量の多い路面では防塵対策も必須です
3日後に指でなぞったら色が変わる場所


内部にチリが入り込むとディスプレイの故障の原因になります


f:id:profeels:20171205232020j:plain
防水防塵については下記の記事を御覧ください

digitalsignage.hatenablog.jp

ディスプレイの輝度について

f:id:profeels:20171205231342j:plain

直射日光があたる場所などでは
日光のガラス反射や明るさにディスプレイが負けてしまい
全く内容が見えないものもあります


ですので屋外用電子看板の場合、
通常1200~2500カンデラのディスプレイを入れます
※設置条件によって異なります。軒先などでは700カンデラでも
明るく見えるケースはあります


外装ケースの密閉度によっては
エアコンを取り付けたり、紫外線カットフィルム、
遮熱フィルムを貼るなどしてブラックアウト対策を行います


メーカーが生産しているディスプレイが700カンデラ等のものを
1500カンデラなどにチューンアップされているケースは要注意


ディスプレイ自体がかなり熱をもつ場合があり
ブラックアウト発生の原因となります


また夏は高温になりやすいですが、
太陽とディスプレイの角度が鋭角なため
熱対策が行われていればブラックアウトは発生しにくいのですが


秋や春などディスプレイと
太陽の角度が直角に近づくほど
熱をもちブラックアウトの原因となる場合があります

電子看板のデザイン面

f:id:profeels:20171205232140j:plain

屋外用は景観との相性も大切です
予算によっては、とってつけたような電子看板も仕方ありませんが


建設前など、埋込み型電子看板の普及も
今後ますます増えると考えます


筐体自体にカッティングシートや
アルミ複合板で景観にあうようにカスタマイズするなど
化粧養生を考えることも大切です

コンテンツの運用方法

f:id:profeels:20171205232724j:plain

電子看板に映す内容を変更する場合


・インターネットを介したクラウド型
・USBなどで更新するスタンドアロン版


がありますが、屋外用電子看板の場合
まだまだUSB運用が多いです


頻繁にコンテンツを更新される場合
筐体の開け閉め自体も繰り返すのはよろしくないです


また本体に直接USBを挿す場合
USB挿入口の劣化を防ぐため、10cm程度のUSB延長ケーブルを
使われることをおすすめします

機種選定よりも大切な電子看板の利用目的

f:id:profeels:20171205233027j:plain

電子看板を屋外に設置する場合には
かならず詳しいヒアリングをおこないます

・誰に
・何を
・なぜ
・どのくらいの頻度で
・どう思ってもらいたいか
・運用方法は?誰が?


最低でもこれらに即答できないと
屋外用電子看板のポテンシャルを引き出せないと考えます

まぁ電子看板にかぎらず広告はすべてそうですね


ということで、屋外用の電子看板をご検討の際は
一度お氣軽にご相談ください


では、また。