デジタルサイネージから匂いを出すことにします
焼肉屋の匂いは脳幹への刺激…本能には抗えないよぉ
デジタルサイネージ普及委員会会長(笑)
ヤマトサイネージ代表、ラッキーこと馬庭直人です✋
いきなりですがアンカリングってご存知でしょうか?
アンカリングとは認知バイアスの一種であり、先行する何らかの数値(アンカー)によって後の数値の判断が歪められ、判断された数値がアンカーに近づく傾向のことをさす。 係留と呼ばれることもある。
ちーっと難しいけど
特定の匂いを嗅いだときに一定の氣分になったり
ある言葉に対し必ず同じ受け答えをしたり
つまりあれだ、
刺激に対する反応が固定されているってことね
エロビデオの同じシーンを繰り返す人にならよく分かるはずw
でね
いままでデジタルサイネージは
・視覚(ビジュアル)
・聴覚(サウンド)
・触覚(タッチパネル、ちと違うけど)
までは再現できるんだけど
・味覚
・嗅覚
こいつまでは再現できてないんだよね💦
嗅覚は5感の中で唯一大脳新皮質を経由しない、つまり大脳辺縁系(海馬や扁桃体)と直接つながっているらしい
つまりもっとも古い感覚らしい
そりゃ~そうよね
昔、冷蔵庫のない時代の人間は、味覚の前に匂いで腐ってるかどうか判断する必要があったんだろう
裏を返せば最近腐ったものを食って腹を壊すってのは、嗅覚の衰えかもしれんね…
あ、食中毒は違うぞ
でね。
匂いってすっごい何かと結びついてるじゃん?
くっそ腹減っとる時に焼肉屋の前通るとやばいように
昔の彼女がつけてた香水におうと今でも◯◯したり…
そう。だからこれから
「匂いを制するもの広告を制す」
↑これ確定。
デジタルサイネージに限ったことじゃない、広告全般に言える
アバクロさん(Abercrombie&Fitch FIERCE)が服に香水振りまいてアンカリングしているように
店先で人々が持ってる匂い記憶を使っちゃれ!
君はどうやって“現実”を定義するんだね? もし君が自分で感じることのできるもの、君が匂いを嗅いだり、味わったり、見たりすることのできるものの話をしているのなら、そのときは“現実”とは君の脳が解釈した電気的信号に過ぎない……
映画マトリクスの中でモーフィアスがネオに言った言葉。
つまり電気信号だけ与えれば相手の記憶想起はジャックできる!!
…う~ん、とはいうものの…
カフェなら珈琲だろ?
ステーキ屋なら肉の焼ける匂いよな?
パチンコ屋はあのタバコの臭いと音よな?
ラーメン屋は?
うどん屋は?
…匂い微妙w
どんな匂いを出せば記憶想起に繋がるかわからんけど
匂い商売ならデジタルサイネージは使えるよ
ちょっと本格的に匂いとデジタルサイネージ
これに取り組んでみることにします✋
では、また。